剥がれたモルタル外壁を補修してシリコン塗料で外壁塗装 宝塚市
基本情報
- 地域:
- 宝塚市
- 作業:
- 外壁塗装
- 値段:
- 54万円
- 工期:
- 7日間
- 担当者:
- 和田(1級塗装技能士)
施工内容
高圧洗浄
ケレンがけ
カチオンフィーラー補修
スタッコ吹き付け補修
下塗り:SGサーフ
中塗り:セラミシリコン塗料
上塗り:セラミシリコン塗料
宝塚市の一戸建てにお住まいのお客様から、外壁塗装のご依頼をいただきました。
お客様いわく、今回は、前回の外壁塗装から12~13年ぶりの塗り替えだそうです。
軒天の幅を、比較的広めにとってあるお家でしたので、雨が直接当たる面積が少なく、雨水の跡はそれほど残っていませんでした。また、クラック(ヒビ割れ)もほとんどありませんでした。
劣化度合でいうと、経過年数なりの黒ずみが少し確認できるくらいで、外壁塗装前のお写真だと十分にキレイに見えます。
しかし、問題だったのは外壁の剥がれです。
玄関や雨戸の周りから、古い塗装が経年劣化で剥がれていくことはよくありますが、モルタル外壁自体が2ヶ所も、剥がれてしまっていました。
外壁の剥がれを放っておくと、見た目がみずぼらしくなってしまいますし、剥がれたところから雨水が浸入して雨漏りの原因となってしまう可能性があります。
そこで今回は、外壁の部分的な剥がれを、カチオンフィーラーとスタッコ吹き付けで補修し、キレイな状態に戻してから、セラミシリコン塗料で塗装工事をさせていただきました。
高圧洗浄とケレンがけで剥がれかけた古い塗装を除去
今回の外壁塗装工事で重要なのは、外壁下地の処理です。
まずは、高圧洗浄とケレンがけを丁寧に行います。
高圧洗浄は、外壁全体の汚れを落とすために行うものですが、外壁が剥がれてしまっている部分には特に、高圧洗浄を強めに当てて、剥がれかけの古い塗装を弾き飛ばしてしまいます。
通常、外壁から30cmほど離して高圧洗浄をしますが、外壁が剥がれてしまっている部分にはグッと寄って10cmくらいの近距離から高圧の水流を当てています。
上記の高圧洗浄だけで、剥がれかけの塗装はキレイに取れますが、細かい部分は取れないこともあります。
そこで、高圧洗浄に加えて行う作業がケレンがけです。
ケレン掛けでは、ヘラを使って、めくれてしまっている部分を細かく削ります。
この様に高圧洗浄とケレン掛けを行い、新しく塗る外壁塗料の定着が良くなるよう下地調整しました。
外壁が剥離した部分はフィーラーとスタッコ吹き付けで補修
下地の調整は、高圧洗浄とケレンがけをしっかりして終わりではありません。
剥がれた外壁にそのまま塗料を重ねてしまうと、剥がれている部分とそうでない部分に段差ができ、仕上がりが汚くなってしまいます。
そこでまずは、カチオンフィーラーというセメント系の下地調整塗材を、剥がれた部分を埋めるように補修していきます。
これで、外壁が剥がれた部分と剥がれていない部分の段差は、ほとんど無くなります。
また、こちらのお家の元々の塗装が、スタッコ吹き付けで塗装してありましたので、元通りにスタッコを吹き付けています。
スタッコ吹き付けならではの凹凸も復活し、下地調整は完了です。
このようにしっかり下地の調整を行うことで、剥がれた部分はほとんど分からなくなり、塗り替え後の仕上がりもとてもキレイになります。
下地の調整後は高耐久のセラミシリコン塗料を使って塗装
下地をしっかり調整したら、
- 下塗り……SGサーフ
- 中塗り……セラミシリコン塗料
- 上塗り……セラミシリコン塗料
以上を、順番に塗っていきます。
ちなみに、今回の外壁塗装の施工面積は、約160㎡です。
お客様がセラミシリコン塗料を選ばれた理由は、高耐久かつコストパフォーマンスに優れているからです。
~今回の外壁塗装の施工の流れ~
ちなみに、今回の外壁塗装の施工の流れは、
1日目:足場の組み立て
2日目:高圧洗浄と窓などの養生作業
3日目:養生作業の続きと下地調整
4日目:下地調整続きとSGサーフ
5日目:セラミシリコン塗装
6日目:セラミシリコン塗装(2回目)
7日目:足場の解体と後片付け
以上、全工程7日間で、工事は完了しました。
※SGサーフ下塗り
※セラミシリコン塗料中塗り
※セラミシリコン塗料上塗り
外壁塗装工事完了後、お客様には、「とてもキレイになった!」とご満足いただけました。
剥がれていた外壁もキレイに補修できましたので、本当に良かったです!
宝塚市のモルタル外壁の塗装と補修なら日栄企画ぬり太郎まで!