施工内容

1 外壁の高圧洗浄
2 シーラーの下塗り
3 外壁用セラミシリコン中塗り
4 外壁用セラミシリコン上塗り
5 完成

色ムラの無いキレイな外壁塗装をお願いします！

前回の「サイディング目地から雨漏りでコーキング打ち替え　東大阪市」の続きです。

今回は、東大阪市にある築18年、木造3階建ての外壁サイディングへの外壁塗装をさせて頂いた事例です。

お客様からは「色ムラの無いキレイな外壁になるように塗装をお願いします！」とご期待をして頂いており、1級塗装技能士としての腕の見せ所です。

お客様には、「キレイに仕上げるので楽しみにしててください」とお伝えをして、外壁塗装を開始させていただきました。

外壁サイディングのガラや目地は色ムラになりやすい

実は、外壁サイディングはボコボコと波うったようなガラになっており、目地もスパンが短いので、キレイに塗装を行うには技術が必要です。

ちなみに、外壁塗装を行った際に色ムラの出てしまう要因を簡単に説明をすると・・・。

外壁塗装だけでなく全ての塗装において、塗り残しがでないように、少しづつ被せながら塗装を行っていきます。

少し重ねている部分があるように、塗り残しができないように、ちょっとづつ被せながら塗っていきます。しかし、被せて塗る前に塗ったところの塗料が乾いてない事が条件です。

一度塗料が乾くと、そこで1層目が形成されてしまい、新たに被せた部分は2層目となってしまいます。被せて塗ってない部分は1層目なのに被せた部分だけ2層目となってしまうので、膜厚や光沢などに違いがでます。

色ムラはこういったことが原因で起こります。

と言う事は、ボコボコとなってる凹凸の中で少しでも塗れていないところがあると、後で気づいた時には確実に色ムラができてしまいます。

そうならないようにするために、凹凸のある外壁サイディングには、タテに塗って横に塗ってを繰り返してゆっくり丁寧に塗装を行います。また、外壁全体で考えると、縦にも横にも長いので、乾く前にいかに次を塗るかの工夫が必要です。

ちなみに、今回利用したセラミシリコンが乾くまでの時間は、夏場で良く日が当たる場所なら15分で乾いてしまいます。冬場で太陽の当たりにくい場所であればもっと長く持ちますが、そうは言っても時間の猶予はそんなにありません。

ぬり太郎の色ムラが出ないように外壁サイディングを塗る工夫

ぬり太郎では、色ムラが出ない、仕上がりがキレイになるようにするために、外壁を1面づつ塗っていくという方法を取っております。

そしてただ1面づつというわけではなく、外壁の大きさによるのですが、今回の場合は3人体制で1面を時間差でずらしながら塗装を行っていき、乾く前に次々と塗装を行っていきます。

とはいっても、なかなか分かり辛いと思うのでこちらをご覧ください。

足場の高さは基本1,800mmと決まっているので、今回の3階建ての建物の場合は9,000mm分の高さまでカバーする必要があります。(1階分を3,000mmと考えています)

1面の外壁をタテに3分割すると、A列、B列、C列の3列が出来上がります。

塗装を行う順番は見て頂いた通りではありますが。

1. 一番上の職人が足場を横に移動するようにAを塗装して、Bに差し掛かる。
2. 上から2番目の職人が、その足場の位置のAを塗り始める。
3. そして、2番目の職人がBに差し掛かったら中段の3番目の職人がAを塗り始める。
4. 3番目の職人がBに差し掛かったら、1番目の人が、上から4段目に移り、Aを塗り始める。

この様にして、乾いたところに塗らないように順々に塗っていきます。
これが、ぬり太郎が行っている外壁塗装の工夫です。

外壁サイディング塗装の工程

先ず高圧洗浄を行います。

水性ミラクシーラーエコ(下塗り)を塗布しています。
塗装の密着性を上げる為に、しっかりと塗布します。

外壁塗装用のセラミシリコン(中塗り)を塗布しています。

外壁塗装用のセラミシリコン(上塗り)を塗布しています。

これで外壁塗装の完了です。

外壁サイディング塗装を終えて、ぬり太郎から一言

今回の外壁サイディングの塗装は、ものすごくキレイに仕上がりました。

またこれをお読みいただけた方は、外壁塗装をキレイに塗るために必要な事を知って頂けたかと思います。

ただ塗るだけじゃなく、このように塗料や人の流れなどを考えて塗装を行う事によって、はじめてキレイな外壁塗装ができるようになるわけです。

またどれだけ一人が塗るのが上手でも、外壁塗装はチームワークですので、力を合わせてやっていけるかどうかが問われます。

大阪で質が高くキレイな外壁塗装をご要望のお客様は、お気軽にぬり太郎にご相談ください。

安さと塗装の質の良さに自信があります。