施工内容

１、足場の設置
２、サイディング補修
３、コーキング
４、高圧洗浄
５、外壁塗装
６、足場の撤去

コーキングが破断しサイディングが反っていて雨漏りが不安

今回は東大阪市にある木造住宅にお住まいのお客様から、チラシを見て「築年数15年で、サイディングに反りとコーキングの痛みがあるから、雨漏りする前に調べてほしい」とお電話を頂きました。

お電話を頂いてから調査をさせていただくと、経年劣化によってコーキングが破断しており、破断した隙間から雨水が入り、サイディングは横側から水を吸ったことによって膨れて反ってしまっていました。 また、サイディングが反ったことにより、目地近くのビス打ちされているところも欠けていました。

既に外壁の内側にある防水シートにまで雨水が浸入していたので、雨漏りをするのは時間の問題でした。

フッ素系塗料材で外壁塗装のメリット

外壁塗装をする際の塗装材は、アクリル系、シリコン系、フッ素系がありますが、その中でも抜群の寿命の長さを誇るのがフッ素系塗料です。 寿命が長い理由は他の塗装材に比べて、耐候性・耐熱性・耐寒性に優れている事が挙げられます。 その為、飛行機や飲食店の外装塗装材として利用されているほどです。

またフッ素系塗料は、外壁に汚れがついても落としやすいようコーディングされるので、外壁の美しさを長い期間にわたって保つことが可能です。

もちろん、メリットだけでなくデメリットもあります。 それは、他のシリコン系やアクリル系塗装材と比較した時に若干値段が高い事です。

ただ、シリコン系やアクリル系塗装材の場合、約15年に1度は塗り直しが推奨されていますが、フッ素の場合、建物の環境にもよりますが、約25年は塗り替えしなくても大丈夫とされています。 値段差は20%ほどしかないので、最終的なライフサイクルコストを下げることが可能だと言えます。

～～　ここから工程の説明　～～

フッ素系塗料による外壁塗装の工程

＜調査段階＞

遠目から見ても目地が少し反って浮いているのが分かります。

足場を設置してから、更に本格的に調査です。

コーキングの破断している箇所です。

サイディングが割れていました。
目地近くは力が掛かりやすいので、コーキングが劣化すると割れやすくなります。

＜サイディング補修工程＞

サイディングの反りによって、これ以上ビスの部分が割れないように、ドリルで穴を空けてから新しくビスでサイディングを固定しました。

割れたサイディングの部分は、欠片を取り除いてコーキングで対応することにしました。もう少し割れが大きいと、サイディングの交換が必要でした。

先ほどの欠けた部分と別の場所ですが、同じようにビスを打って固定し、コーキングによる補修を行いました。割れた箇所のサイズに合わせて、コーキングをしています。

＜高圧洗浄＞

高圧洗浄機で、長年かけて付着した汚れをしっかりと落としていきます。 しっかりと洗浄をしておかないと、塗装後の仕上がりが悪くなってしまいます。 また、本来はコーキングなどをする前に高圧洗浄する事が多いのですが、サイディングの反りが大きかったのと、コーキングの破断状況から水が外壁の内側に入る恐れがあったので、先にコーキングを行いました。

サービスで玄関も高圧洗浄をしております。そして汚れないように玄関も養生をさせていただきました。

＜塗装工程＞

微弾性フィラーで下地を作っていきます。 しっかりと奥まで塗れるように、ローラーの毛の長さを選択して塗装を行っています。

ここからフッ素系塗料のオーデフレッシュF100を塗装していきます。 これは1層目です。

オーデフレッシュF100の2層目を塗布しています。

上がオーデフレッシュの100Fの缶です。 下は中塗り材です。

これが塗装の終わった後の状況です。 見違えるほどキレイになっています。

近くで撮っても、キレイな仕上がりです。

遠目からでもハッキリと目視できた亀裂も分からないほどキレイになりました。これで外壁塗装の完了です。

お客様の声

とても、きれいな仕上がりで満足です。 職人の方も感じが良くて毎日仕事の状況を必ずお話しくださいました。 お話ししやすい方達だったので、日栄さんにお仕事をたのんで良かったです。 ありがとうございました。

というお声を頂きました。
お客様に喜んで頂けるよう、日々職人と力を合わせて頑張っております。

大阪で外壁塗装をお考えの方は、ぬり太郎（日栄企画）にご相談ください。お客様の要望に合った、満足いく塗装を行わせて頂きます。