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サイディング目地から雨漏りでコーキング打ち替え 東大阪市

ポッカリと穴の開いているサイディング目地

目地が割れて破損

施工前

目地のコーキング打ち替え完了後

施工後

基本情報

地域:
大阪府東大阪市

作業:
コーキング

値段:
22万(足場無し)

工期:
2日間
担当者:
和田(1級塗装技能士)
和田(1級塗装技能士)

施工内容

・サイディング目地のコーキング調査
・既存のコーキング撤去
・サイディング破損部をカット
・プライマー材の塗布
・コーキング打ち替え
・コーキングの押さえ仕上げ

雨漏りの原因はコーキングの破断

今回の事例は、東大阪市にある木造3階建て住宅のサイディング外壁から雨漏りしていたので、コーキングの打ち替えを行いました。

お客様から「雨漏りしてて塗装とかコーキングをお願いしたいんです」と、ご連絡を頂き、外壁の調査をさせていただくと、コーキングの破断に外壁サイディングボードの目地近くの割れ、サイディングの反りがありました。

目地が割れて破損

特にサイディングの反っている箇所は、雨水が入り込みやすくなっており、雨漏り箇所から推測すると、コーキング破断が雨漏りの原因になっていたのだと思います。

コーキングが破断する要因

コーキングが破断する要因は、いろいろあって特定しづらいですが、主なものは3つです。

  • そもそも接着不良による破断
  • 経年劣化による破断
  • 塗装との相性が悪いためブリードして破断

接着不良によるコーキング破断とは?

コーキングを打つ時には必ず、接着力をあげるためにプライマーを利用します。ただ、プライマーが足りなかったり、材料との相性が悪かったりすると破断しやすくなる事があります。

経年劣化によるコーキング破断とは?

コーキングというのは外壁と同じで、雨風だけでなく、太陽からの紫外線に常にさらされます。

その為、方角によって少し耐久性が変わるのですが、特に紫外線の強い西日の当たる外壁側のコーキングは劣化が早いです。

<劣化が早い方角の順番>
西 > 南 > 東 > 北
の順に劣化の進行が早いです。

その為、西側の外壁のコーキングは定期的に劣化していないか、ヒビが入っていないかの確認をお勧めします。

塗装との相性によるブリードとは?

コーキング材には可塑剤という固める為の成分が入っていますが、この可塑剤は塗料と相性が悪いのです。

コーキングの上に塗装をすることが多いと思いますが、可塑剤の多く入っているコーキング材を使うと、コーキングから塗装表面に油分みたいな可塑剤が染み出てきて、ベタベタして塗装を劣化させ、本来塗装面に守られるはずが守られることが無くなり、劣化を早くさせることに繋がります。

これを解消するために、塗装を行う場合はノンブリードタイプという可塑剤の少ないコーキング材を用います。

今回も塗装をする事前提だったので、ノンブリードタイプを利用しました。

外壁サイディングが反った理由

外壁サイディングは水を吸うと反ってしまう事があります。

しかし、そもそも外壁側から水を吸うという事はあまりありません。
外壁サイディングが水を吸うのは主に、コーキングをしている目地から水が浸入した場合に、端や裏側から水を吸ってしまいます。

なぜ水を吸うと反るのかというと、例えばダンボールを外に放置しておいて雨水に濡れて乾燥した後に反っているのを見た事があるかと思います。

これは水を吸って膨らむことから起こります。
この膨らみは乾燥をしても戻らないので、裏面が膨らむと裏面の方が表面積が微妙に大きくなり微妙に反ってくるのです。

今回は、コーキングの破断により雨水が浸入して、その水がサイディングの端や裏面に回り込んだために反ったようです。

外壁サイディングが反ると戻る事は無いため、取れる手段としては反りなどにより釘の近くで割れたサイディングを補修し、新しい釘で固定してコーキングの打ち直しをすることです。

もしくは、外壁サイディング自体を張りなおす事ですが、これは費用が大きくかかってきます。

そして今回は、コーキングの打ち替えとサイディングの補修を行いました。

外壁サイディングのコーキング打ち替え工程

ポッカリと穴の開いているサイディング目地

先ずコーキングを打っている外壁周りを調査します。
そして破損箇所やコーキングの破断などが無いかをじっくりを見て回ります。

目地が割れて破損

目地近くに釘を打っている為、割れています。

下から見ると反っている事が分かるサイディング

下から見ても段々になっていることから左側のサイディングが反っていることが分かります。

この様に破損箇所や雨漏りの原因となっていそうな箇所をひとつづつ確認するのが大切です。

コーキング前のテーピング養生

ここからコーキングの打ち替え作業を行います。
この写真は、コーキングを打つ目地まわりのテーピング養生の写真ですが、テープが下側で切れているのがわかります。

この下には、サイディングの破損箇所があるので、サンダーで破損箇所を取り除いてキレイな形にします。

コーキング用プライマー材の塗布

そして、コーキングを打つ前にプライマー材を塗布します。
これが非常に重要で、コーキングの接着面は約1センチ程しかないので、密着力を高める効果のあるプライマーが必須なのです。

目地のコーキング打ち替え完了後

そして、コーキングを打ち替えてから押さえ仕上げを行うとこの様にキレイに仕上がります。

元々の釘は抜いて、破損箇所より少し離したところに新しい釘を打って固定をしています。

目地のコーキング完成

他の箇所もコーキングを打ち替えて、押さえ仕上げを行って終了です。

外壁サイディングのコーキングを終えて日栄企画(ぬり太郎)から一言

この物件は新築時の18年前から何もしてこなかったという事で、コーキングなどが劣化してもおかしくないような状態でした。

その為、コーキングの破断原因もコーキングの接着不良があったわけでもなく、単純に経年劣化が原因かと思います。

コーキング材の推奨する耐用年数は約10年程ですので、できることなら10年ぐらいで一度、信用できる外壁塗装会社様などに見て頂く事をお勧め致します。

東大阪市で外壁サイディングのコーキングであれば、日栄企画(ぬり太郎)にお任せください。

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