施工内容

・高圧洗浄
・2階金属サイディング外壁に錆止め塗布
・2階金属サイディング外壁にフッ素塗装
・1階モルタル外壁にシーラー塗布
・1階モルタル外壁にセラミシリコン塗布
・鉄庇に錆止め塗布
・クリーンマイルドシリコン塗布

外壁は長持ちするフッ素で塗装しませんか？

この事例は”遮熱性トップクラスのガイナ塗装で屋根の暑さ対策　大阪府寝屋川市”の事例の内容の後編に当たる部分の外壁塗装に特化した内容です。

前回の事例でも触れているのですが、お客様にご連絡を頂いてから、シリコン樹脂などで安めのお見積りを出したところ、予想していた予算よりも安かったのか、「もっといい塗料ないですか？」というお声があり、「では、外壁は長持ちするフッ素で塗装しませんか？」と御提案をさせていただいて、気に入って頂けて、外壁にフッ素塗装をさせていただく事になりました。

ただ1階はモルタル外壁ということもあり、水性シリコン塗料のミラクシリコン塗料を使用しました。

また、2階と3階部分にあたる外壁は金属サイディングなので、耐久性の兼ね合いから、溶剤系のクリーンマイルドフッ素を利用しました。

外壁用塗料の種類と溶剤系と水性の特徴

外壁塗装をするとなると、塗料の種類を決めることになりますが、種類はたくさんあります。

• アクリル系
• シリコン系
• ウレタン系
• 遮熱系
• フッ素系

主に上記の5種類がありますが、下に進むに当たって耐久性が長くなります。

アクリル系5年程～フッ素系18年程と、塗料の種類によって耐用年数に大きな幅があります。
※あくまでも理想の耐用年数ですので、状況などによってもっと保つこともあるし、保たないこともあります。

そして、このような塗料の中には水性と溶剤系というものがあります。

水性系塗料と溶剤系塗料の特徴

このように、水性と溶剤系では様々な差があります。
ただ、塗装を行う下地によっても大きく変わります。

例えば、下地が金属であれば、溶剤系の方が密着性が良く耐久性も高いです。

また、フッ素塗料は基本的に溶剤系しかありません。
その為、シンナー系統の臭いが出て近隣の方にも迷惑をかける場合があるので、しっかりとしたご近所の配慮が大切な塗料です。

外壁塗装の工程

高圧洗浄機で外壁の汚れやチョーキングを全て落とします。

2~3階部分の金属サイディング外壁の塗装

マイルドボーセイというエポキシ樹脂性の錆止め剤を下地として塗布します。

フッ素塗料を1層目を塗布しています。

フッ素塗料の2層目を塗布しています。

これで2階は終了です。
2階から塗布している理由は、溶剤系は液垂れしやすいので、下から塗ってしまうと、せっかく塗った部分を汚してしまう恐れがあります。その為、２～３階から先に塗布をしました。

1階モルタル外壁の塗装

水性ミラクシーラーエコを塗布して、乾燥しているモルタルが塗料を吸い込むのを防ぎます。

セラミシリコンの1層目を塗布しています。

セラミシリコンの2層目を塗布しています。

鉄の庇の塗装

金属サイディングの錆止め剤と同じマイルドボーセイを塗布しています。

クリーンマイルドシリコンの1層目を塗布しています。

クリーンマイルドシリコンの2層目を塗布しています。

これで塗装は全て完成です。

外壁塗装完了

外壁塗装完了後の金属サイディング部分

外壁塗装完了後の外観

外壁塗装完了の1階玄関口の部分

外壁塗装完了後の1階モルタル外壁部分

今回使用した塗料の種類です。

1階と2~3階の外壁が違ったので、色んな種類の塗料を使用しました。

寝屋川市の外壁塗装を終えて、ぬり太郎から一言

今回、外壁塗装を行わせて頂いた、大阪府寝屋川市の住宅は、いろんな外壁材を使用していたこともあり、近隣や下地材料の事もシッカリと考えていろんな材料を使わせていただきました。

モルタル外壁の部分でフッ素系塗料を使わなかった理由は、臭いが更に出てしまうので、近隣の方の迷惑になる可能性があること。また、モルタル外壁の場合は、水性系塗料にしても、そこまで耐久性に差が出ないといったところからです。

外壁塗装は要所要所で適切な塗料と工法を取る事で必要の無いコストを削減できたり、長持ちをさせる事ができます。その為、シッカリとそういった提案をしてくれるような外壁塗装会社を選ぶ事で、家にとっても家計にとっても良い環境になると思いますので、外壁塗装を依頼する際は、なぜこの塗料を使うのか？などいろんな質問をされると良いと思います。

大阪府寝屋川市で外壁塗装をお考えなら、ぬり太郎にお気軽にお問合せくださいませ。

外壁塗装のご相談・お見積りは無料です。