めくれが激しかった外壁の木部(付帯部)の塗装 宝塚市
基本情報
- 地域:
- 宝塚市
- 作業:
- 外壁の木部(雨戸、窓手すり、軒天など)の塗装
- 値段:
- 25万円(足場代別途)
- 工期:
- 足場の組み立て・解体込で7日間
- 担当者:
- 和田(1級塗装技能士)
施工内容
<外壁の木部塗装>
・ケレンがけ
・高圧洗浄
・下塗り……木部用下塗り材(段差にはクリーンマイルドシリコン)
・中塗り……シリコン塗料
・上塗り……シリコン塗料
宝塚市の木造2階建てのお家にお住まいのお客様から、外壁の木部(付帯部)の塗装のご依頼をいただきました。
今回、塗装の対象になるのは、お家の雨戸や窓手すり、軒天や窓周りなどです。
最近のお家なら、鉄で出来ていることが多いこれらの部分は、お客様のお家の場合、木で出来ていました。
日光や雨の影響を直接受けない軒天はそれほど劣化していなかったのですが、雨戸や窓手すりは、直射日光を多く受け、雨も全部当たってしまうので、塗装の劣化が激しく、あちこちベロベロと剥がれてしまっていました。
そのため、お客様より「塗装のめくれが激しいところは、特にみすぼらしく感じるのでイヤです。なんとか元通りにならないでしょうか?」とご要望を受けました。
特に、木部の場合は、塗装がめくれやすいです。
直射日光が多く当たり、乾燥しきった木部は、表面に細かいヒビ割れが発生するようになります。
鉄部とは違い木部は、ヒビ割れから浸入する雨水を吸いこんでしまいます。
吸いこんでしまった雨水の逃げ場はなく、また直射日光が当たって乾燥した時に、塗膜の下から水分が蒸発していくので、塗装を押しのけてしまい、それがめくれ・剥がれに繋がるのです。
木部の塗装のめくれを放っておくと、木材に直に雨水が当たってしまうので、どんどん傷んでいってしまい、木部が腐ったりして家の基礎部分に影響を与えるほか、雨漏りの原因になることもあります。
そこで今回は、木部の古い塗装のめくれを除去し、めくれた部分とそうでないところの段差をなるべく目立たなくして、塗り替えを行いました。
木部のめくれを高圧洗浄とペーパーがけで除去
まず、高圧洗浄で、全体的な汚れを落とすのと同時に、できるだけめくれあがっている塗装を弾き飛ばしてしまいます。
高圧洗浄で落とし切れなかっためくれは、ペーパーがけ(ケレンがけ)を行い、手作業で除去していきました。
木部用の下塗り材などを使い木部の段差を目立たないように調整
今回の木部は、めくれが激しいところと、そうでもない部分がありました。
このめくれが激しいところとそうでない部分は、段差が生じます。
この木部の段差を下塗りの段階までに、何とかしておかないと、キレイに塗料を塗り替えでも、凹凸やツヤのムラが目立ってしまいます。
そこで今回は、木部塗装用の下塗り材(グランドコート)を全体的に使う他、塗装のめくれが激しく凹んでいる部分にはクリーンマイルドシリコンを使い、凹みを埋めるような感覚で調整していきました。
しっかり下地調整・下塗りを行っておくことで、後の塗料がムラなく塗れるのはもちろんのこと、凹凸も目立たなくなります。
汚れにくいシリコン塗料で塗装し作業完了
仕上げの中塗り・上塗りは、汚れにくいシリコン塗料で行います。
特に雨戸や窓手すりは、雨が直接あたり、雨の汚れが目立ってしまうかも知れませんので、この塗料を使いました。
7日間の木部塗装の作業の流れ
最後に、計7日間の木部塗装の作業の流れを簡単にご説明します。
- 1日目……足場の組み立て
- 2日目……高圧洗浄、ペーパーがけ
- 3日目……下塗り
- 4日目……中塗り
- 5日目……中塗り続き、上塗り
- 6日目……上塗り仕上げ、後片付けなど
- 7日目……足場の解体
「見た目のみずぼらしさが気になります。木の部分が腐ってしまうんじゃないかと不安」と仰っていたお客様は、塗装作業完了後、「最初がすごく劣化していた分、キレイになったのが分かりやすいです。めくれていた部分もほとんど目立たなくなったので良かったです」と安心しておられました。
雨戸や手すりなど木部の塗装も、キレイに仕上げますので、安心して作業をお任せください!!
外壁の木部の塗装なら日栄企画ぬり太郎まで!!