スタッコ下地への外壁フッ素塗装で長持ち 大阪府寝屋川市
基本情報
- 地域:
- 大阪府寝屋川市
- 作業:
- 外壁塗装
- 値段:
- 68万円(足場代込)
- 工期:
- 6日間
- 担当者:
- 藤野(1級塗装技能士)
施工内容
・外壁の高圧洗浄
・パーフェクトフィーラー(ソフトサーフ)下塗り
・オーデフレッシュF100フッ素の中塗り・上塗り
・完成
前に外壁塗装をぬり太郎でした人から紹介してもらいました
「前にぬり太郎さんで外壁の塗装を行った知人からの紹介で連絡をしたんですが、外壁の塗装をお願いできませんか?」とご連絡を頂きました。
外壁塗装は下地などの状況により、どんな塗装を行うのか。またお客様はどのような効果を求めておられるのか?という事を伺った上でお見積りをさせていただく事から始まります。
今回のお客様は「なんでもいいから任せます」という事を仰っていただいていたのですが、どんな塗料を使うのか?というところで値段が少し変わるために、お見積りを2種類提出させていただきました。
- 1つ目はシリコン塗装を行う見積り
- 2つ目はフッ素塗装を行う見積り
この2種類です。
そしてお客様が実際に選ばれたのは後者のフッ素塗装です。
フッ素塗装はシリコン塗装の約2倍長持ちで費用もお得
実はフッ素塗装はシリコン塗装の約2倍程、耐久性が高く汚れにくいので長持ちすると共に、工事サイクルを減らすことができます。
耐久年数のイメージは。
- シリコン塗装は約15年程
- フッ素塗装は約25年程
このような感じです。
もちろん、外壁の紫外線の当たる状況や、それ以外の環境により上下してきますが、一般的にフッ素の方が圧倒的に長持ちします。
ただ塗料の料金は約2倍程します。
しかし、外壁塗装を行う場合に欠かせない料金に足場代というものがあります。
例えば、30年間のスパンで考えてみましょう。
30年スパンで考えた時の費用イメージ | ||
塗料 | 工事代内訳 | 工事回数 |
シリコン | 塗料代 塗装代 別途足場代 |
2回 |
フッ素 | 塗料代2倍 塗装代 別途足場代 |
1回 |
しかし、フッ素塗装の場合は、30年の間に1回の外壁塗装で済みます。シリコン塗装をするとなると、30年の間に経年劣化などによりシリコンなら2回外壁塗装を行う事になります。
そうすると、工事費用として、足場代と塗装代が1回分フッ素の方が必要無いという事になるので、30年スパンの工事費用で考えるとお得になります。
なにより工事の話を聞いたり見積を貰ったり、外壁塗装のための時間調整などの事を考えると、なんだかんだで手間も時間も掛かってしまうので、そういった支払う金額だけでなく、時間の余裕ができてきます。
スタッコ外壁に塗装を行う際の注意点
この外壁は元々スタッコでしていました。
スタッコというと、塗装をした後に行う、塗料と砂や小さな石を混ぜて吹付を行う仕上げのことです。
ザラザラ、ボコボコといったイメージの外壁を見た事がある方も多いと思いますが、それが基本的にはスタッコです。
※似たようなものでリシンというものもあります。
ここで言いたいのは、スタッコの上に塗装を行うのは、非常に難しいという事です。
ザラザラボコボコしたところに塗装をするというのは、ザラザラボコボコした用紙の上にマジックで線を書いたり、文字を書いたりするようなものです。
その時って、インクののらないところがでたりしてムラになりやすいものです。
更にスタッコの上に塗装を行う際、やはり微細な隙間の中に塗料がしっかりと入ったとしても、微妙な量の空気がその隙間の中に入ってしまいます。
そして塗料が乾く段階で、収縮作用などにより、中の空気が出ようとして、ポツッとした小さな微細な穴が開いてしまいます。
これをピンホールといってスタッコの上に塗装をする際に避けて通れないものになるので、スタッコの上に塗装をする場合の注意点となります。
ピンホールを目立たなくするには
このピンホールは下地の色と塗装の色が同じであれば、正直そこまで気にならないですが、もし下地の色とすこしでも違う色を塗った場合、近くで見ると穴の中の別の色が目立ってしまいます。
しかし、先ほど説明したように、ピンホールは避けて通れません。
いかに目立たなく、いかにピンホールの量を減らすのか?という事に気を付ける必要があります。
ちなみに今までの経験から得たピンホールを減らす方法は、塗り方や塗料を薄めたりなどは効果がなく、下地で塗るフィーラーを1回多めに塗るか、今回の場合はフッ素をもう1回多めに塗るかの2種類しかありません。
ただピンホールがどうしても目立つ場合は、塗装完了してから少し目立つ部分だけチョンッと塗装をするという方法もあります。これは、できる限り色ムラが出ないように行います。
ただ、下地の塗装を1回分増やしたり、フッ素塗装を1回分増やす方が最終的な仕上がりがキレイになりますが、追加で費用が掛かるので予算との相談になってしまいます。
ちなみに、ピンホールができたからといって、耐久性に差がでるわけではありません。
実際、そこまで目立たないことの方が多いので、あまり気にされない方も多くいらっしゃいます。
今回のお客様もそのような方でした。
スタッコ外壁の下地へのフッ素塗装の工程
高圧洗浄を行って外壁に蓄積された汚れを丁寧に落としていきます。
パーフェクトフィーラー(ソフトサーフ)という下地材を高圧洗浄が終わったところから塗っていきます。
この工程をシッカリと行わないと、後からの塗装の定着性が悪くなります。
フッ素塗料のオーデフレッシュを塗装しています。(1層目)
オーデフレッシュの2層目を塗布しています。(2層目)
これで外壁塗装は完了です。
少々分かり辛いですが、このように白くキレイな外壁になりました。
外壁塗装を終えてぬり太郎からコメント
スタッコ下地への塗装は、塗装職人なら割と悩む部分となりますが、ぬり太郎では今までの長い外壁塗装の経験と、大手ハウスメーカーから表彰を頂く程の塗装職人の技術の高さから、仕上がりの質の高さには自信を持っています。
もちろん、値段も安めに提供させていただいております。
質も値段も兼ね揃えた外壁塗装をご要望なら、ぬり太郎にご相談くださいませ。