施工内容

＜4階建マンションのスレート屋根塗装＞
・高圧洗浄
・下塗り……マイルドシーラーEPO
・上塗り(2階)……ヤネフレッシュ

足場の組立・解体

寝屋川市にある4階建マンションの、スレート屋根の塗装事例です。

スレート屋根はカラーベスト屋根、コロニアル屋根とも呼ばれています。

※4階建マンションの全景

今回お伺いした4階建マンションは、周りにこれより高い建物がなく、スレート屋根全面に日光があたるので、ジメジメが原因のコケやカビなどは見られませんでした。

塗膜のヒビ割れなどの目立った劣化もなく、スレート屋根そのものの状態も比較的良かったです。

ですが、経年数なりのわずかな劣化(色が薄くなるなど)は見られたため、今回は外壁塗装と一緒に、スレート屋根の塗装を行うことになりました。

※こちらのマンションの外壁塗装に関する記事はこちらです。

→4階建マンション(500㎡)の格安でムラのない外壁塗装　寝屋川市

マンションのスレート屋根のフチから足場にかけて養生を行い、塗料の液だれを防ぐ

通常の一戸建てのスレート屋根を塗装する時も、マンションのスレート屋根を塗装する時も、手順や塗り方、扱う塗料の種類に差はほとんどありません。

強いて言うなら、マンションのスレート屋根の塗装で、一戸建ての塗装よりも気を遣うのは、塗料のしたたりです。

一戸建ての場合もマンションの場合も、雨が降った時のように屋根からボタボタ塗料が垂れてくるわけではありませんが、一応万が一の可能性を考え、屋根塗装の際は洗濯物などを室内にしまっておくよう、事前にお願いしています。

しかし、マンションの場合は住んでいる方の数が多く、うっかり外に物を出したまま外出されるケースや、事前案内のチラシを確認する前から、お部屋を空け続けているケースなども十分考えられます。

そこで、スレート屋根から足場にかけて、傘を張るようにビニールシートで養生を行い、仮に塗料がスレート屋根のフチへ流れていったとしても、直下(ベランダ)に落下しないように工夫しています。

マンションのスレート屋根のウレタン塗装工程

足場の組み立てを1日目(外壁塗装時に組み立てた分をカウント)に、高圧洗浄を2日目に行い、3日目からスレート屋根の塗装を行っていきました。

ウレタン塗料の密着性を高めるために、下塗りにはマイルドシーラーEPOを使用しています。

下塗りが乾いたら、スレート屋根の1回目の上塗りを、ウレタン塗料を使って行いました。

先程の下塗りに関してもそうですが、基本的に屋根塗装を行う際は、狭いところ(一気に塗りにくいところ)を先に塗装し、後に広いところ(屋根の面)を塗装します。

ですから、まずはスレート屋根の面と面の間にある、棟押さえ鉄板を塗装し、次に屋根の面を、上から下に塗っていきます。

作業する人間は後退路を常に確保し、塗装の終了地点は必ず足場に続くように考えながら、塗装を進めていくことがポイントです。

4日目までに上塗りを2回行い、5日目に後片付けや足場の解体を行って、スレート屋根の塗装は完了です。

棟押さえ鉄板を見るとよく分かりますが、スレート屋根の塗装で、葺きたてのようなツヤ感が戻りました!

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