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外壁塗装で悩む外壁の色!おすすめの色はこの2種類

外壁塗装 色

 

 

基本情報


作業:
外壁塗装


担当者:
若槻義治(1級塗装技能士)
ぬり太郎代表若槻

施工内容

<関連する施工種別>
外壁塗装

外壁塗装の塗り替え周期は、約10年~15年です。

逆に言えば、1度外壁を塗り替えてしまうと、10年~15年の間は、外壁の色を変えられないということです。

「毎年、気分に合わせて外壁の色を変えています!」なんて人は、おそらく居ないでしょう。

1度塗ってしまうと、次の塗装まで色は変えられないのだと思うと、外壁の色選びには慎重になってしまう方も多いのではないでしょうか。

また、各市町区村の景観に関する条例に従って色を選ぶ必要があり、ご近所のお家の外壁の色も見ながら、「どんな色を使ってはいけないのか」を事前に確認しておかなくてはいけません。

外壁塗装の色を決めるにあたり、「雰囲気を変えないように、同じような色で塗って下さい」というご要望はかなり多いです。

また、「新築時のお家をイメージして、今と同じ色で、少し明るくしてほしい」というようなご要望も多いです。

上記のように、”ほぼ今と同じ色で塗ってください”というご要望が、全体の7割くらいです。

残りの3割は、中古住宅を買われた場合などに、「お家全体の雰囲気を自分好みにガラリと変えたいから、思い切って外壁の色を変えたい」とご希望されるお客様です。

そこで今回は外壁の色を変えてみたいという方のために、外壁塗装におすすめの色について、ご紹介いたします。

外壁塗装でおすすめな色はベージュ系やブラウン系

外壁の塗装におすすめで、実際に選ばれるお客様も多いのがベージュ系やブラウン系の色です。

ブラウンは濃い茶色ではなく、カフェオレのような少し淡めの色合いが人気です。

ベージュ系は、周りとの景観に溶け込みやすいですし、お家全体が優しい印象になります。

ベーシックにいくなら、ベージュ系の色を選ぶのが無難でしょう。

ブラウン系は、ベージュ系と比べると濃い色なので、お家全体の印象が締まり、落ち着いた仕上がりになります。

また、ブラウン系の色には、高級感もあります。

ベージュ系とブラウン系の色を組み合わせた、ツートンカラーの外壁を作ることもオススメです。

ベランダなど、お家の出っ張っている部分だけ色を変えると、オシャレに見えますし、1階と2階の境目に見切り板がある場合は、上下に色を塗り分けるとキレイです。

外壁を上下で塗り分けてツートンカラーにする場合は、上がベージュ系(淡)、下がブラウン系(濃)というように配色すると良いでしょう。

人間の視覚効果上、下側に濃い色を配置させている方が、外壁はすっきりと落ち着いて見えます。

ツートンカラーなど、2色以上使って外壁を塗る際のポイントは、1トーン~2トーン以上の、はっきりした差をつけることです。

ベージュ系とブラウン系の2色を組み合わせる際にも、濃いベージュと薄いブラウンを組み合わせるような微妙な差だと、離れて見た時にはほとんど差が分からないので、せっかく2色使いをした意味がなくなってしまいます。

実際に、ツートンカラーで外壁を塗った事例に、

→ 外壁タイルの塗装はダブルトーンで高級感がでる 大阪府大東市

がありますので、ぜひご覧になってください。

外壁塗装でおすすめできない色は原色系、真っ白、真っ黒

まず、先述したように、各市町区村によって建物の景観に関する条例(景観条例・色彩ガイドラインなど名称は様々です)が定められており、これで禁止されている色は外壁に使うことができません。

例えば、彩度や明度が高すぎる原色は、「景観にそぐわないから」と禁止されているところが多いです。

禁止されていない範囲の派手な色であっても、一般的な造りの住宅では、あまりマッチしない場合が多いので、「ちょっと合わないかもしれない」と思ったら、「お家の雰囲気には合わないかも知れませんが、大丈夫でしょうか?」と確認を取らせていただくこともあります。

また、淡すぎる色や濃すぎる色も、それほどおすすめは出来ません。

例えば、真っ白の外壁の場合、清潔感はあるのですが、黒ずみなどの経年劣化が目立ちやすいです。

また、引いて見た時に、家の輪郭がボヤっとしてしまう可能性もあります。

逆に、真っ黒の外壁は個性的でカッコいいかも知れませんが、色抜けやチョーキングなど、白っぽくなるような経年劣化が目立ちます

そのため、外壁の汚れの目立ちにくさという観点から言うと、先述したベージュ系やブラウン系のような、淡色と濃色の中間を取るような色がおすすめなのです。

外壁塗装の色のシミュレーションについて

最後に、外壁塗装の色を選ぶためのシミュレーションについてお話いたします。

パソコンでシミュレーション用のソフトを使うことも出来るのですが、やはり画面越しに見る以上、実際の仕上がりとは若干違いがあり、確実に参考になるものではありません。

1番参考になるのは、実際に外で、外壁の色のシミュレーションをすることです。

お客様にあらかじめ希望の色を何個かお伺いし、板に実際の塗料を塗った見本板(A4サイズくらい)を作成します。

この見本板を、実際に塗装を行う外壁にあてがい、少し離れたところから、お客様に見ていただきます。

この方法でシミュレーションするのが、最も実際の仕上がりに近い状態を確認できるので、おすすめです。

例えば、ベージュ系、ブラウン系とひとくちに言っても、明るさにより何種類も違いがあるので、シミュレーションの際に、自分の目で実際に見て比較検討すると良いでしょう。

外壁塗装におすすめな色のまとめ

以上をまとめると、

  • 使いたい色が地域の条例で禁止されていないか確認する
  • おすすめかつ人気な色はベージュ系・ブラウン系
  • おすすめできないのは原色、真っ白、真っ黒
  • 色のシミュレーションは外で行うのがおすすめ

ということです。

日栄企画ぬり太郎でも、外壁塗装の色を選ぶにあたってお困りのことや、分からないことがございましたら、何でもご相談をお伺いしております。

10年~15年に1回の外壁塗装だからこそ、お家の雰囲気にピッタリでキレイな色を選びましょう!

外壁塗装のことなら日栄企画ぬり太郎まで!

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