外壁・屋根塗装前の近隣挨拶まわりについて
基本情報
- 作業:
- 外壁塗装、屋根塗装
- 担当者:
- 若槻義治(1級塗装技能士)
施工内容
<関連する施工種別>
外壁塗装、屋根塗装
足場を組む必要があるなど、どうしても大掛かりになってしまうのが外壁や屋根の塗装工事です。
外壁や屋根の塗装を行う際の、騒音や塗料の臭気などをめぐるご近所トラブルを防ぐために、施工前のご近所への挨拶まわりが必要不可欠です。
塗装前に挨拶まわりが必要な理由
それでは具体的になぜ、ご近所へ挨拶まわりをする必要があるのかを説明します。
道端に車を駐車する必要があるから
足場を運び込む車や、私たちの使う道具を詰んだ車は、近くに駐車するスペースがなければ、塗装を行うお家のすぐ横の道に寄せて、駐車をします。
塗装を行っている間は、車を停めっぱなしにするので、道幅が狭くなってしまいます。
やはり、付近の住民の方にとっては少なからずご迷惑になりますので、安全面も考慮した上で、「ご迷惑をおかけすることになりますが……」とひと声かけておくのがマナーです。
塗料の臭気が発生するから
また、塗装を行う上で避けて通れないのが、塗料の臭気の問題です。
塗料の種類によって、ニオイのきつさに差はありますが、外壁塗装の場合も屋根塗装の場合も、広い範囲に塗料を使うことには間違いないので、どうしてもシンナーっぽいニオイが発生してしまいます。
もし、近所で塗装工事を行っていることを知らずに、いきなりシンナーのようなニオイが発生したら、「どこからか変なニオイがする!」と不安になってしまいますよね。
ですので、塗料の臭気が影響すると思われるお家には、事前にニオイが発生することを伝えておかなくてはならないのです。
足場を組む時・解体する時に騒音が発生するから
足場は金属なので、組み立てるときや解体する時に足場同士がぶつかりあうと、ガンガンと音が鳴ってしまいます。
もちろん、夜間に組み立てることはありませんが、昼間でも在宅していれば騒音は気になってしまうもの。
近所で足場を組み立てている(解体している)ことを知らなければ、「いったい何の音なの?」とイライラしてしまいます。
高圧洗浄の水が飛ぶ可能性があるから
家と家の間が狭い住宅地などでは、高圧洗浄を行う際、洗浄機械から噴き出して外壁に跳ね返った水が、両隣や裏のお家に飛ぶ可能性があります。
ブルーシートで家全体をカバーし、その中で高圧洗浄を行うので、びしょびしょになってしまうというような可能性は少ないですが、何も知らされずに水が飛んできたら、イヤな気持ちを持ってしまいかねません。
- 道端に車を駐車するので、道幅が狭くなる
- 臭気が発生する
- 足場を組む時・解体する時に騒音がする
- 水が飛んでくる可能性がある
これらは、外壁塗装・屋根塗装を行う際には、どうしても起きてしまう仕方のないことです。
でも、仕方ないからといって、ご近所さんに何も言わずに塗装工事を行うと、「配慮がないのでは?」と思われたり、最悪、深刻なご近所トラブルに発展してしまう可能性があります。
ですので日栄企画ぬり太郎は、お客様が大変な目に合わないよう、塗装前にあらかじめ近隣住民の方へのご挨拶をさせていただいているのです。
外壁塗装・屋根塗装前の近隣挨拶の流れ
日栄企画ぬり太郎では、両隣のお家、お向かいのお家、裏のお家、その他にお客様が希望されるお家など、大体6~7件回って、ご迷惑をかける旨の挨拶と、工事に関する簡単な説明を行っています。
近隣挨拶の当日には、粗品と、挨拶文と塗装作業の工程が書かれたチラシを持って、1件1件お家をまわっていきます。
ご不在の場合は、ポストなどにチラシだけ投函させていただいています。
※お配りしている挨拶まわりのチラシの例
ご在宅の場合は、手元のチラシをお見せしながら、工事の期間や作業についての説明をさせていただきます。
特に、
- 足場を組み立て・解体する日にち
- 狭い場所の場合、水洗いをする日にち
を、しっかりお伝えしています。
こうして1件1件、近隣の方へご挨拶をしていくことで、塗装作業の内容やご迷惑をかけてしまう部分について、ご理解をいただいております。
また、近隣へのご挨拶ですが、もちろん私たちだけで行うこともできるのですが、出来れば立ち会っていただきたいと思っています。
なぜなら、やはり当人であるお客様が、直接挨拶に来てくれることで、かなり印象が良くなるからです。
私たちにとっても、塗装のご依頼を下さったお客様が、塗装がきっかけで近隣トラブルに巻き込まれてしまうのは、心が痛いです。
近隣の方はもちろん、お客様自身の安心のために挨拶は欠かさず行わせていただきます!
外壁塗装・屋根塗装のことなら日栄企画ぬり太郎まで!