外壁サイディングボードのコーキングを打ち替え 堺市
基本情報
- 地域:
- 堺市
- 作業:
- コーキング工事
- 値段:
- 17万円
- 工期:
- 5日間
- 担当者:
- 藤野(1級塗装技能士)
施工内容
外壁サイディングボードのコーキング打ち替え工事
堺市の一軒屋にお住まいのお客様から、コーキングの打ち替え工事のご依頼をいただきました。
お客様のお家の外壁は、サイディングボードを継ぎ合わせて出来ていて、ボード同士の隙間にはコーキングが打ち込まれていました。
そのコーキングですが、経年による劣化が原因で、ところどころ千切れて欠落している部分がありました。
特に、直射日光の当たりやすいお家の南面と西面は、カチカチに縮んで固まったコーキングが、広範囲にわたって割れていたり、欠落していたりして、劣化がひどい状態でした。
コーキングは施工から10~15年経つと乾燥し、ゴムのような弾性が失われて、欠落やヒビ割れなどの原因になります。
もしコーキングの劣化を放っておくと、外壁サイディングボード同士の隙間から雨水が入り込み、サイディングボードを傷めてしまいます。
例えば、外壁サイディングボードを固定している釘の周りなどが、傷みやすいです。
外壁サイディングボードが傷むと、サイディングボードの下の防水シートにまで雨水が浸水するようになります。
その防水シートまでが傷んでしまうと、雨水を防ぎきれずに雨漏りの原因になってしまいます。
ですので、外壁や屋根と同じように、コーキングも定期的な打ち替え工事が必要になります。
コーキング打ち替え工事の流れ
では、今回のコーキング打ち替え工事の流れについてご説明いたします。
古いコーキングをカッターを使って撤去
コーキングの打ち替えに際して、まず行わなければいけないのが、古いコーキングの撤去です。
カッターを使って、古いコーキングに切り込みを入れ、ドライバーなどの細い棒を使って、はつるように撤去していきます。
地道な作業ではありますが、この撤去作業はコーキング打ち替え工事の工期の約6割を占める、重要な作業です。
新しいコーキングを密着させるためにサイディングプライマーを使用
新しいコーキングを充填させる際の補助として、コーキングが当たるサイディングボードの側面に、サイディングプライマーという下塗り剤を塗っておきます。
サイディングプライマーを使うのは、コーキングとサイディングボードの密着性を高めて、コーキングがより外壁の収縮に耐えられるようにするためです。
撤去したその日のうちに新しいコーキングと打ち替え
劣化したコーキングを撤去したあと、そのままの状態でその日の作業を終えるということはありません。
コーキングが撤去された状態で、夜間に雨が降ってしまうと、直に雨水がサイディングボードに浸入して悪影響だからです。
ですので、コーキングを撤去したら、その日のうちに新しいコーキングを充填するようにしています。
ちなみに、今回使用しているコーキングは変形シリコンで出来ていて、乾く前はどろっとした液体のような感じです。
この液体が乾くと、外壁の伸縮に合わせて、ゴムのように動いて対応するコーキングとして機能するようになります。
このように外壁の動きに合わせてコーキングが収縮することで、雨水の浸入を防ぐことができます。
計5日間でコーキングの打ち替えは完了
古いコーキングを撤去し、新しいコーキングを充填することを繰り返して、計5日間(足場の組み立て・解体込み)で、コーキングの打ち替え作業は完了しました。
コーキングの打ち替えだけでも、足場は組む必要はありますので、コストパフォーマンス的にはあまりよくありませんが、「外壁サイディングボードはきれいなので、1回分の工事費用を少しでも安くするために、コーキングの打ち替えだけやってほしいです!!」というようなご相談も、お受けしております。
劣化したコーキングは打ち替えて、サイディングボードの傷みや雨漏りを抑えましょう!!
外壁のコーキングの打ち替えなら日栄企画ぬり太郎まで!!