外壁塗装の高圧洗浄についてよくある疑問5つ
基本情報
- 作業:
- 外壁塗装、屋根塗装
- 担当者:
- ぬり太郎代表 若槻
施工内容
<関連する施工種別>
外壁塗装、屋根塗装
日栄企画で外壁塗装を行う際には、必ずといっていいほど、塗装前に高圧洗浄という作業を行います。
経年劣化によりこびりついた着色汚れ(ホコリや排気ガスなどが原因)、カビ、チョーキングの粉などを落として、後に塗る塗料の密着性を高め、塗膜を綺麗な状態で長持ちさせるためです。
今回は、そんな外壁塗装に関係の深い高圧洗浄について、よくいただく質問・疑問のお声にお応えしたいと思います。
- 外壁や屋根の高圧洗浄中は騒音が発生する?
- 高圧洗浄に使う水は家のを使うのか?
- 高圧洗浄の水により漏水することはある?
- 外壁や屋根の高圧洗浄の費用はどれくらい?
- 自分で外壁の高圧洗浄はできるの?
外壁や屋根の高圧洗浄中は騒音が発生するの?
結論から言うと、騒音は発生します。
高圧洗浄機はエンジンを使って行うのですが、その際のエンジンのパワーにより騒音が変わります。パワーを大きく分けると、150キロ、200キロ、250キロの3種類が存在し、数字が大きくなればなるほど、騒音も大きくなります。
日栄企画では、通常の一戸建ての外壁の場合、中でも騒音の少ない150キロパワーの高圧洗浄機を使っています。
騒音を抑えるためでもありますが、200キロや250キロの強いパワーの高圧洗浄機を使ってしまうと、水圧で外壁を削ってしまう可能性があるためです。
そして、ご近所さんへの挨拶まわりの際には、高圧洗浄機の音を含め、塗装工事の期間中、数日間騒音が発生してしまうことを丁寧に説明し、ご理解をいただけるよう配慮しています。
高圧洗浄に使う水は家のを使うのか?
こちらは、見積書の方にも明記している内容ですが、外壁の高圧洗浄に使用する水は、お客様の敷地内の水道(お庭の蛇口や散水栓など)を利用させていただいています。
※1回の高圧洗浄の水道代は、地域によって異なりますが、数千円程度の負担になります。
高圧洗浄の水により漏水することはある?
高圧で噴出された水が室内に入ってくるかどうか気になる方も多いと思います。
例えば、窓をきちんと内側から施錠していなかったり、外壁に大きなヒビ割れ(クラック)がそのままの状態で高圧洗浄を行ってしまうと、室内に水が入ってしまう可能性が高いです。
ですので、高圧洗浄を行う前には、まずお客様に漏水箇所が無いかどうか確認をします。
そして、見積りのための事前調査で、外壁や屋根をチェックしてまわり、高圧で水をかけたときに水漏れしてしまいそうな深さのヒビ割れがあった場合、事前にモルタルやコーキングで補修を行います。
また、窓の施錠に関しても、掃き出し窓などはもちろん、トイレやお風呂の小窓の閉め忘れがないように、お伝えをさせていただいています。
外壁や屋根の高圧洗浄の費用はどれくらい?
通常の2階建住宅(150~200㎡)に高圧洗浄を行う場合、3万円前後の費用がかかります。
外壁塗装の施工面積が広ければ、1㎡あたりの単価を安くするなど、お見積り時に調整をさせていただいたりします。
また、作業時間が極端にかかるものでなければ、網戸、雨戸、シャッター、玄関まわりのコンクリートの黒ずみなども、ついでに洗浄しています。
これらはすべて、お客様ご自身での洗浄は面倒で時間がかかってしまう場所なので、意外と喜んでいただいています。
自分で外壁の高圧洗浄はできるの?
家庭用の高圧洗浄機も市販されていますので、自分で外壁の高圧洗浄を行うことは可能です。
しかし、高所の作業は危険で限界があり、塗膜が薄くなっている場所が分からずに水圧をかけてしまうと、塗膜が剥がれて下地が露出してしまうので、あまりオススメは出来ません。
チョーキング現象での発生する白い粉なら、ホースの水をサッとかけるだけでおおむね流れ落ちます。
「どうしてもちゃんと洗わないと気がすまない!」という場合は、柔らかいスポンジを使って、やさしくこすり洗いをする程度に留めておきましょう。
上記以外の、高圧洗浄に関する疑問点に関しても、お客様が気になるということがあれば、打ち合わせ時などに何でもお応えしています。
仕上がりのキレイな外壁塗装を行うために、日栄企画では、その前準備である高圧洗浄も気を抜かずしっかりと行っています。安心して、作業をおまかせください!